揃えておきたい革製品お手入れグッズ

革製品のお手入れ用品は、最初から全部そろえるものではありません。

革の種類、汚れの状態、使う製品に合わせて、必要な道具だけを選びます。

最初にそろえる道具

最初にそろえる道具は、ブラシ、柔らかいクロス、素材に合うクリームの三つです。

汚れを落とす前に油分を入れると、汚れを革に押し込むことがあります。

そのため、乾いた状態でほこりを落とし、必要なときだけクリーナーやクリームを使います。

道具を増やす前に、手入れする革がスムースレザー、起毛革、エナメル革、ヌメ革のどれに近いかを確認します。

 

基本の使用順

ブラッシング:表面のほこりを落とし、縫い目や角に残った汚れを浮かせます。

乾拭き:柔らかいクロスで表面をならし、手の脂や軽いくもりを取ります。

部分テスト:クリーナーやクリームを使う前に、目立ちにくい場所で色落ちとシミを確認します。

少量塗布:クリームは薄く伸ばし、余分な分を拭き取ります。

乾燥と仕上げ:風通しのよい場所で落ち着かせ、必要に応じて乾いたクロスで仕上げます。

 

ブラシとクロス

ブラシは、手入れの前後に使う道具です。

スムースレザーでは、ほこり落としと仕上げでブラシを分けると、汚れを戻しにくくなります。

起毛革では、毛並みを起こすために起毛革用ブラシを使います。

クロスは、乾拭き用、クリーム用、仕上げ用を分けます。

詳しい使い分けは、革用ブラシを参照します。

 

クリーナーと消しゴム

クリーナーは、汚れを落とすための道具です。

革の仕上げによっては、色落ち、くもり、シミが出ることがあります。

全体へ使う前に、目立ちにくい場所で試します。

表面の軽い汚れや起毛革の部分汚れでは、皮革用消しゴムが使えることがあります。

詳しい判断は、皮革用クリーナー皮革用消しゴムを参照します。

 

クリームとオイル

クリームは、革に油分や水分を補い、表面を整えるために使います。

乳化クリーム、ワックスクリーム、デリケートクリームでは役割が違います。

オイルは、ワークブーツや厚い革に向くことがありますが、柔らかい革や薄い革では型崩れや色の濃化につながることがあります。

塗りすぎた油分は戻しにくいため、少量から試します。

詳しい使い分けは、皮革用クリーム保革油を参照します。

 

防水スプレーと起毛革用品

防水スプレーは、雨を完全に防ぐ道具ではありません。

素材に合う場合に限り、水滴や汚れを付きにくくする補助として使います。

使用時は屋外または換気のよい場所で行い、吸い込まない位置から吹き付けます。

スエードやヌバックでは、通常のクリームを塗る手入れではなく、ブラッシングと起毛革用スプレーを中心に扱います。

詳しい注意点は、皮革用防水スプレー起毛革用保護スプレーを参照します。

 

革靴用の道具

革靴では、シューキーパーを入れて形を整え、湿気を抜く時間を作ります。

サイズの合わないシューキーパーは、甲やかかとへ余計な力をかけることがあります。

靴用の手順は、革靴ケアの手順シューキーパーを参照します。

 

道具の保管と買い替え

クリームやクリーナーは、ふたを閉めて直射日光と高温を避けて保管します。

変色、分離、異臭、乾燥がある用品は、革へ使う前に状態を確認します。

スプレー類は、火気と高温を避け、廃棄方法を自治体の表示に従って確認します。

保管の目安は、お手入れ用品の保管と買い替え目安で確認できます。

 

Leather Category

革製品取り扱いガイドでは、革製品のお手入れ方法や革製品の種類、皮革の加工法、革製品の有名ブランドの紹介を行っていきます。