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革ジャンのお手入れ
革ジャン(革製のジャケット・ジャンバー)に対するお手入れ方法を説明していきます。購入後すぐの長持ちさせるためのケア、日々のお手入れから、カビやひび割れてしまった場合の念入りお手入れまでを分かりやすく説明していきます。
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革ジャンのお手入れは面倒??
まず、新しい革ジャンを敬遠される方の多くが「お手入れの手間が面倒そう」という理由を挙げる方がいらっしゃいます。確かに、普通のジャケットやジャンパーよりは手間がかかりはしますが、そんな大変面倒というほどではありません。
基本的に必要なものは
・皮革用ブラシ
・保湿クリーム(デリケートタイプ)
・保革油(ミンクオイル・ワックス)
以上の3つがあれば十分です。ただし、オイルについてはあまりやりすぎると逆にカビの原因ともなりますので、使用条件にもよりますが年に1回~2回程度で十分だと思います。
革ジャンの普段のお手入れ
基本的には、ブラッシングをして、乾いた柔らかい布などで乾拭きをしてあげるだけでOKです。また、革がちょっと乾いたかなーと思ったら、デリケートタイプの保湿クリームを塗ってあげましょう。
・水に濡れた場合
他の革製品と比較して、革ジャンの場合防水加工が施されている場合が多いですが、それでも革にとって水は大敵です。濡れてしまった場合は、乾いた布で水をふき取り、風通しの良い場所で陰干しして乾燥させます。(決して温風や直射日光などで乾かしてはいけません。ひび割れ・変質の原因になります)
・ツヤがなくなった場合
革ジャンにツヤがほしい場合やなくなった場合には、オイルまたはワックスを塗ります。ミンクオイルを使用する場合は、つけすぎはカビの原因ともなりますので、塗った後は余分な油分をしっかりとふき取りましょう。スプレータイプが便利です。
・ジッパーのかみ合わせが悪い場合
革部分ではありませんが、ジッパー部分の動きが悪い場合は、ロウソクを塗りこんですべりを良くしましょう。すべりが悪いまま放置しておくとジッパーが破損する恐れがあります。
革ジャンのスペシャルお手入れ
革ジャンの年に1度のスペシャルケア方法について説明して言います。
1:革ジャンに付着している汚れを取る
皮革用のブラシでブラッシングしてホコリを取ります。また、よごれ落としを目的としてクリーム(デリケートクリーム)を使って汚れを落とします。
2:油分補給
「ミンクオイル」などの保革油を使って革ジャンに油分を補給します。ただし、ベトベトにしてはいけません。カビが繁殖しやすくなります。つけすぎた場合はやわらかい布なのでしっかりとふき取ります。
革ジャンのおすすめお手入れグッズ
コロンブス ミンクオイルスプレー
スプレータイプのミンクオイル。 革ジャンなどの栄養補給にも最適です。スプレータイプなので、レザージャケットのような幅広い場所へのミンクオイル塗布に適しています。
コロニル デリケートクリーム
コロニル社のデリケートクリーム。クリームでありながら、クリーナーとしても使える便利なグッズです。革ジャンの汚れ落としようにも最適なクリームと言えます。ただし、ツヤ出し効果は低いので革ジャンにツヤを出したい場合にはミンクオイルスプレーがおすすめです。
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